アルゴ注文 - リンク注文
この画面でできること
- 事前に条件を登録することで、最大10個まで連続した売買を自動的に執行可能です。
- イフダンOCO注文の利用が可能です。(1つ目に新規注文、2つ目に決済注文として損切りと利食いを両方設定する)
リンク注文の方法
リンク注文を行う場合、まずは画面右上のある「注文」ボタンをクリックします。
STEP1注文画面を表示させる
「リンク注文」をクリックして注文画面を表示させます。
STEP2リンク注文の登録画面を表示させ、1つ目の取引種類を選択する
「+」ボタンをクリックし、取引種類を選択します。
STEP31つ目の注文種類と注文内容を入力する
注文種類を選択し、注文内容を入力します。
STEP4入力した注文内容を保存する
入力が完了したら「保存」をクリックします。入力中の注文を削除したり、注文内容をクリアすることもできます。
- 保存
- 入力した注文を保存します。
- 削除
- 入力中の注文を削除します。
- クリア
- 銘柄、取引種類、注文種類は変えずに、入力中の注文内容をクリアします。
STEP52つ目以降の注文を入力する
「+」ボタンをクリックし、2つ目以降の注文も同様に取引種類を選択し、注文内容を入力します。
POINT
反対売買を簡単に追加できます!
2つ目以降の注文では番号を指定して反対売買(指定した番号の注文が現物買い注文であれば現物売り注文、信用新規注文であれば信用返済注文) を簡単に追加することができます。
STEP6登録条件を確定する
「確認」ボタンをクリックして登録条件を確定します。確認画面、取引暗証番号の入力は環境設定により省略することも可能です。
POINT
注文の順番を並び替えることもできます!
注文を追加する前の画面であれば、登録した注文をドラッグ&ドロップで順番を並び替えることもできます。
リンク注文の訂正
- リンク注文では、「注文数量」、「価格」、「執行条件」、「初期条件」、「トレイリング条件」、「逆指値条件」の訂正が可能です。
- 「注文種別」の訂正はできません。(通常注文に「逆指値条件」を追加し、逆指値付通常注文とすることは可能です)
- 「初期条件」、「トレイリング条件」の訂正は、「トレイリング条件」の合致前のみ可能です。
- 条件登録後に注文の順番を入れ替えることはできません。
リンク注文の注意点
- 次の注文が発注されるのは、前の注文が全て約定してからとなります。
- リンク注文ではPTSは利用できず、東証のみ指定可能です。SORを有効にすることは可能です。
- 待機中となっているリンク注文のいずれかを取り消すと、同一のリンク注文から執行される予定の注文がすべて取り消されます。
- 通常注文として執行中のリンク注文を取り消すと、当該注文に加え、同一のリンク注文から執行される予定の注文がすべて取り消されます。
- 一般信用の新規売建が登録条件に含まれている場合、営業日の17時頃~19時は登録できません。
- トレイリング注文を利用できるのは現物取引の売り注文、信用取引の返済注文のみとなります。
リンク注文(現物買い→現物売り)の方法
「リンク注文(現物買い→現物売り)」とは、買い注文と売り注文を同時に設定できる注文方法です。売り注文は4つの条件から選択でき、買い注文の約定単価を基準として売り注文の注文単価を指定することもできます。
セット注文とは異なり、リンク注文では元の買い注文が全約定した場合に売り注文が発注されます。
注文画面は注文ボタン、もしくは右クリックメニューから呼び出します。
注文ボタン
右クリックメニュー
リンク注文(現物買い→現物売り)設定画面
1現物買い注文
現物買い注文の入力をします。
2売り注文の条件
売り注文の条件は「IFD(利益確定)」、「IFD(損切り)」、「IFO(利益確定+損切り)」、「トレイリング」のいずれかを選択できます。
- IFD(利益確定)
- 売り注文の注文単価を指定します。利益確定を図る場合に利用します。
- 買い注文の約定価格より売り注文の注文単価が低い場合、
買い注文が約定後、すぐに売り注文が執行されてしまう可能性がありますのでご注意ください。 - IFD(損切り)
- 成行注文を執行する価格を指定します。指定した価格以下に株価が下落した場合に成行注文が執行され、損切りに利用することができます。
- 買い注文の約定価格より指定した価格が低い場合、
買い注文が約定後、すぐに売り注文が執行されてしまう可能性がありますのでご注意ください。 - IFO(利益確定+損切り)
- 利益確定と損切りの両方の条件を指定します。株価の上昇・下落のどちらにも備えることができます。
- トレイリング
- 損切りのための初期条件と、株価の上昇を追いかけるトレイリング条件の両方を指定します。株価の下落に備えつつ、株価が上昇すれば値上がり益の拡大が図れます。
3売り注文の注文単価
売り注文の注文単価は「価格指定」、「値幅指定」、「比率指定」のいずれかで指定できます。
- 価格指定
- 注文単価を直接入力で指定できます。
- 値幅指定
- 買い注文の約定単価を基準として、指定した値幅を足した価格が注文単価となります。
- 買い注文が複数の約定単価に分かれた場合、約定単価を約定株数で加重平均した値が基準となります。
- 比率指定
- 買い注文の約定単価を基準として、指定した比率を足した価格が注文単価となります。
- 買い注文が複数の約定単価に分かれた場合、約定単価を約定株数で加重平均した値が基準となります。
- 決定された指値が値幅制限を超えていた場合、その売り注文は失効します。
「値幅指定」、「比率指定」で価格を設定する場合は特にご注意ください。 - 決定された指値が呼び値の最小単位未満の価格を含む場合、決定された指値の次の呼値が実際の指値となります。
例)「値幅指定」、「比率指定」の成行注文執行価格の算出例
300株の新規注文が100株 1000円、200株 1001円で約定し、
返済注文をIFD(損切り)、価格は比率指定で1%下がった価格を執行価格とした場合
(((100 × 1000) + (200 × 1001)) ÷ 300) × (1 - 0.01) = 990.66…
⇒990.66…の次の呼値である、990円が損切り条件の逆指値の価格となる - リンク注文(現物買い→現物売り)で登録した買い注文の数量を訂正した場合、買い注文の注文状況によって後続の売り注文の数量も連動して訂正されるかが変化します。
- 買い注文の「アルゴ注文状況」が「リンク注文(執行待)」または「リンク注文(待機中)」となっている場合:後続の売り注文の数量も買い注文の数量と連動して訂正されます。
- 買い注文の「アルゴ注文状況」が「リンク注文(執行済)」となっている場合:後続の売り注文の数量は訂正されません。
- 注文状況については「注文照会」画面をご確認ください。
- リンク注文(現物買い→現物売り)で登録した買い注文の数量のみが訂正された場合でも、後続の売り注文の数量以上の保有株数があれば売り注文は執行されます。(売り注文の数量に保有株数が満たなければ売り注文は失効します)
例)
- A株を200株保有している状態で、A株のリンク注文(現物買い→現物売り)を500株で登録する
- 買い注文の「アルゴ注文状況」が「リンク注文(執行済)」となっている状態で、数量を300株に訂正する
- 買い注文300株が約定すると、売り注文500株(買い注文300株+保有200株)が執行される
- 「値幅指定」、「比率指定」を指定していた場合、買い注文300株の約定単価を基準に注文単価が計算されます
リンク注文(信用新規→信用返済)の方法
「リンク注文(信用新規→信用返済)の方法」とは、信用新規注文と信用返済注文を同時に設定できる注文方法です。返済注文は4つの条件から選択でき、新規注文の約定単価を基準として返済注文の注文単価を指定することもできます。
セット注文とは異なり、リンク注文では元の新規注文が全約定した場合に返済注文が発注されます。
注文画面は注文ボタン、もしくは右クリックメニューから呼び出します。
注文ボタン
右クリックメニュー
リンク注文(信用新規→信用返済)設定画面
1信用新規注文
信用新規注文の入力をします。
2返済注文の条件
返済注文の条件は「IFD(利益確定)」、「IFD(損切り)」、「IFO(利益確定+損切り)」、「トレイリング」のいずれかを選択できます。
- IFD(利益確定)
- 返済注文の注文単価を指定します。利益確定を図る場合に利用します。
- 新規買建注文の約定価格より売埋注文の注文単価が低い、もしくは新規売建注文の約定価格より買埋注文の注文単価が高い場合、新規注文が約定後、すぐに返済注文が執行されてしまう可能性がありますのでご注意ください。
- IFD(損切り)
- 成行注文を執行する価格を指定します。売埋注文では指定した価格以下に株価が下落した場合に、買埋注文では指定した価格以上に株価が上昇した場合に成行注文が執行され、損切りに利用することができます。
- 新規買建注文の約定価格より売埋注文の注文単価が低い、もしくは新規売建注文の約定価格より買埋注文の注文単価が高い場合、新規注文が約定後、すぐに返済注文が執行されてしまう可能性がありますのでご注意ください。
- IFO(利益確定+損切り)
- 利益確定と損切りの両方の条件を指定します。株価の上昇・下落のどちらにも備えることができます。
- トレイリング
- 損切りのための初期条件と、株価を追いかけるトレイリング条件の両方を指定します。損失に備えつつ、利益の拡大が図れます。
3返済注文の注文単価
返済注文の注文単価は「価格指定」、「値幅指定」、「比率指定」のいずれかで指定できます。
- 価格指定
- 注文単価を直接入力で指定できます。
- 値幅指定
- 新規注文の約定単価を基準として、売埋注文の場合は指定した値幅を足した価格が、買埋注文の場合は指定した値幅を引いた価格が注文単価となります。
- 新規注文が複数の約定単価に分かれた場合、約定単価を約定株数で加重平均した値が基準となります。
- 比率指定
- 新規注文の約定単価を基準として、売埋注文の場合は指定した比率を足した価格が、買埋注文の場合は指定した比率を引いた価格が注文単価となります。
- 新規注文が複数の約定単価に分かれた場合、約定単価を約定株数で加重平均した値が基準となります。
- 決定された指値が値幅制限を超えていた場合、その売り注文は失効します。
「値幅指定」、「比率指定」で価格を設定する場合は特にご注意ください。 - 決定された指値が呼び値の最小単位未満の価格を含む場合、決定された指値の次の呼値が実際の指値となります。
例)「値幅指定」、「比率指定」の成行注文執行価格の算出例
300株の新規注文が100株 1000円、200株 1001円で約定し、
返済注文をIFD(損切り)、価格は比率指定で1%下がった価格を執行価格とした場合
(((100 × 1000) + (200 × 1001)) ÷ 300) × (1 - 0.01) = 990.66…
⇒990.66…の次の呼値である、990円が損切り条件の逆指値の価格となる - 以下の条件に合致する場合、新規建てした建玉と異なる建玉が返済される場合があります。
- 新規注文が同一約定日に同一価格で約定し、返済注文が約定日の翌日以降に執行された場合
- 返済注文が約定日の当日に執行された場合は、新規建てした建玉が返済されます
リンク注文でよくあるご質問
- 違う銘柄や売買種別の注文を組み合わせることはできますか?
- 注文は銘柄や売買の種類に関係なく自由に組み合わせることができ、通常注文、逆指値付通常注文、逆指値注文、トレイリング注文を利用することができます。
- 新規注文と同時に決済注文で逆指値注文や逆指値付通常注文を登録することはできますか?
- 従来のセット注文ではできなかった、新規注文と同時に決済注文で逆指値注文や逆指値付通常注文を登録することも可能になりました。