国内株信用取引注文
この画面でできること
通常注文、逆指値付通常注文、逆指値注文をはじめとした信用取引の注文を出すことができます。

信用新規注文の方法
信用新規建て注文を行う場合、まずは画面右上のある「注文」ボタンをクリックします。
STEP1注文画面を表示させる

注文画面左上の銘柄セレクターで、発注したい銘柄を検索します。
STEP2注文内容を入力する
信用新規注文

1銘柄セレクター
銘柄のテキストボックスに銘柄コードもしくは銘柄名を入力してください。
2余力概要
信用新規建余力と保証金維持率を確認することができます。
3注文種類
「通常注文」、「逆指値付通常注文」、「逆指値注文」、「アルゴ注文」のいずれかを選択できます。
- 逆指値注文
- あらかじめ指定しておいた条件にヒットした場合に注文を市場執行する注文です。
"価格がXXX円以上 あるいは XXX円以下になると指値 あるいは 成行で注文を市場執行する"というような注文を出せます。 - 逆指値付通常注文
- 通常注文と逆指値注文の2つを同時に発注することができます。まず、通常注文が市場に執行されますが、出来前に逆指値で指定された条件にヒットすると、通常注文は逆指値として指定された注文に訂正されます。
- アルゴ注文
- アルゴ注文とは、事前に登録した条件に合致したときに自動で注文が発注される機能です。
お客様の目的に応じて使い分けることで、これまで以上に取引の幅が広がります。
また、アルゴ注文には、「アイスバーグ注文」、「スナイパー注文®」、「リザーブ注文」、「リンク注文」、「トレイリング注文」(現物売り注文または信用返済注文のみ)の5種類があります。詳細は下記リンクをご参照ください。
- アルゴ注文について詳しくはこちら
- アイスバーグ注文について詳しくはこちら
- スナイパー注文®について詳しくはこちら
- リザーブ注文について詳しくはこちら
- リンク注文について詳しくはこちら
- トレイリング注文について詳しくはこちら
4注文内容
- 売買
- 売買区分を選択してください(買建、売建)。
- 市場
- 市場を選択して下さい。
- 信用区分
- 信用区分を選択してください(制度信用(6ヶ月)、一般信用(無期限)、一般信用(14日)、一般信用(1日))。
-
- 信用区分によって返済期限等が異なります。
制度信用とは証券取引所または日本証券業協会の規則によって弁済期限(6ヶ月)や品貸料の金額が一律に決められている信用取引です。「一般信用取引」は、弁済期限や金利、品貸料などを投資家と証券会社の間で自由に設定できる信用取引のことです。楽天証券の一般信用取引の弁済期限は、買建の場合、無期限と1日があり、売建の場合は無期限、14日、1日のみとなります。
- 信用区分によって返済期限等が異なります。
- 信用区分「一般信用(無期限)、一般信用(14日)、一般信用(1日)」で売買「売建」を選択すると「売却可能数量」が表示されます。また、信用区分「一般(1日)」において、その銘柄に「特別空売り料」がかかる場合には、「特別空売り料」欄が表示されます。
-
- 売買可能数量・・・1人のお客様の売建可能な上限数量を表示します。
- 特別空売り料・・・対象の銘柄を売建する際に、1株当たりにかかる費用を表示します(毎営業日19時ごろ更新)。
- 数量
- 数量のテキストボックスに注文数量(最大8桁)を入力して下さい。上下矢印でも入力可能です。
- 単元株数
- 指定している銘柄の単元株数を表示します。
- 価格
- 価格条件(指値/成行)を選択して下さい。指値を選択した場合は、価格のテキストボックスに注文単価(最大10桁)を入力して下さい。上下矢印でも入力可能です。
- 呼値
- 指定している銘柄の呼び値を表示します。
- 制限値幅
- 指定している銘柄の発注時の制限値幅を表示します。
- 概算約定代金
- 概算約定代金を表示します。手数料は含みません。
指値の場合、指値×株数で計算します。 - 執行条件
- 執行条件を選択してください。
- 本日中:当日のみ有効で、約定がなければ無効となり翌日には持ち越されません。また、大引け後以降に翌日のご注文を執行される場合も「本日中」となります。
- 今週中:発注日からその週の最終営業日まで有効な注文です。
期間指定:発注日から最大30営業日先まで有効な注文です。
ただし、以下に該当する注文は、執行条件が「今週中」または「期間指定」であったとしても注文状況が「出来ず」または「一部約定」となった場合、その後の注文繰越は行われず、失効しますのでご注意ください。
- 注文の約定日が、本決算、中間決算、増資割当の権利落ち日にあたる場合
- 注文の約定日が上場市場変更日にあたる場合
- 注文の約定日が売買単位変更日にあたる場合
- 該当注文がストップ制限値幅を超えた場合
- その他、弊社が市場の状況変化および取引の健全性等に照らし、注文の繰越が適当でないと判断した場合
- 寄付:前場の寄付前に「寄付」をご選択されますと「前場の寄付」、後場 の寄付前に「寄付」をご選択されますと「後場の寄付」での注文執行となります。ただし、ザラバ中に入力をするとすぐに「出来ず」となり、注文は失効されますのでご注意願います。
- 引け:前場終了前に「引け」をご選択されますと「前場引け」に執行され、前場 終了以後に「引け」をご選択されますと「大引け」に執行されます。前場引け以 前の時間に「大引け」を選択することはできません。なお、前場あるいは後場の引けの取引が市場で成立せず、「ザラバ引け」で終了した場合、「引け」のご注文は執行されず「出来ず」となりますので、ご注意下さい。
- 不成:引けまでは指値注文として執行され、その間に約定が成立しなかった場合、 自動的に引けの成行き注文として執行されます。 注文時間が前場引け前の「不成」注文は前場引けの株価で、また、前場終了後から大引け前の「不成」注文は大引けの株価で「成行」注文となります。 なお、前場あるいは後場の引けの取引が市場で成立せず「ザラバ引け」となった場合は、約定いたしません。 ザラバ中に一部約定した場合には、残りの未約定の株数が自動的に引けの成行き注文となります。 また、前場に「不成」をご選択され、「出来ず」となったご注文は失効されますのでご注意ください。
- 大引不成:大引けまでは指値注文として執行され、その間に約定が成立しなかった場合、 自動的に大引けの成行き注文として執行されます。 なお、後場の引けの取引が市場で成立せず「ザラバ引け」となった場合は、約定いたしません。ザラバ中に 一部約定した場合には、残りの未約定の株数が自動的に引けの成行き注文となります。
- 口座区分
- 口座区分を選択してください(一般、特定)。
POINT
<早見表>信用取引の新規注文で選択できる執行条件
注文種類 | 価格 | 執行条件 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本日中 | 今週中 | 期間指定 | 寄付き | 引け | 不成 | 大引不成 | ||
通常注文 | 指値 | ● | ▲※1 | ▲※1 | ● | ● | ● | ● |
成行 | ● | - | - | ● | ● | - | - | |
逆指値注文 | 指値 | ● | ▲※1 | ▲※1 | - | - | - | - |
成行 | ● | - | - | - | - | - | - | |
逆指値付通常注文 | 指値 | ● | ▲※1 | ▲※1 | - | - | - | - |
成行 | ● | - | - | - | - | - | - | |
アイスバーグ注文 | 指値 | ● | - | - | - | - | - | - |
成行 | ● | - | - | - | - | - | - | |
スナイパー注文 | IOC指値 | ● | - | - | - | - | - | - |
- いちにち信用は除く
- アルゴ注文のリザーブ注文とリンク注文については、それぞれ条件登録時に選択した注文種類によって執行条件が決まります。
<早見表>信用取引の返済注文で選択できる執行条件
注文種類 | 価格 | 執行条件 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本日中 | 今週中 | 期間指定 | 寄付き | 引け | 不成 | 大引不成 | ||
通常注文 | 指値 | ● | ▲※2 | ▲※2 | ● | ● | ● | ● |
成行 | ● | ▲※3 | ▲※3 | ● | ● | - | - | |
逆指値注文 | 指値 | ● | ▲※2 | ▲※2 | - | - | - | - |
成行 | ● | ▲※3 | ▲※3 | - | - | - | - | |
逆指値付通常注文 | 指値 | ● | ▲※2 | ▲※2 | - | - | - | - |
成行 | ● | ▲※2 | ▲※2 | - | - | - | - | |
アイスバーグ注文 | 指値 | ● | - | - | - | - | - | - |
成行 | ● | - | - | - | - | - | - | |
スナイパー注文 | IOC指値 | ● | - | - | - | - | - | - |
トレイリング注文 (※返済注文のみ) |
成行 | ● | - | ● | - | - | - | - |
※2 いちにち信用を除く
※3 いちにち信用、および武蔵の板発注は除く
- アルゴ注文のリザーブ注文とリンク注文については、それぞれ条件登録時に選択した注文種類によって執行条件が決まります。
5セット注文の予約設定
新規注文と同時に同じ銘柄の返済注文が発注できる「セット注文」を利用する場合、「同時にセット注文(返済)を予約する」にチェックを入れてください。
セット注文設定画面

セット注文の詳細は下記をご確認ください。
6暗証番号を入力し、注文を執行する
取引暗証番号を入力し、「確認」ボタンをクリックします。
この際、「確認画面を省略」にチェックをつけると、注文内容を確認する画面が表示されるのを省略することができます。
注文確認画面

また、取引暗証番号の入力を省略することもできます。詳細は、「環境設定 - 注文・約定2」をご確認ください。
POINT
概算約定代金を確認することができます!
注文確認画面で「概算代金」ボタンをクリックすると、概算の約定代金を確認することができます。

1注文当たりの上限金額を設定することができます。
信用新規注文における1注文当たりの上限金額を1万円単位で設定することができます。
この設定により、設定した金額を超える概算約定代金の注文は発注できなくなり、桁誤りなどの誤発注を事前に防ぐことができます。
信用返済注文の方法
信用返済注文を行う場合、まずは画面右上にある「注文」ボタンをクリックします。
STEP1注文画面を表示させる

「国内株信用取引」から「返済注文」をクリックすると、信用返済建玉一覧画面が表示されます。
STEP2返済する建玉を選択する

銘柄、売買、信用区分、口座区分、市場で建玉を検索することができます。また、表示順も変更することもできます。返済する建玉を指定して「次へ」ボタンをクリック、又は返済する建玉をダブルクリックすると、信用返済注文画面が表示されます。
STEP3注文内容を入力する

1返済建玉選択方法
返済する建玉の選択方法を指定します。
2表示条件
返済建玉一覧で選択した建玉情報を表示します。
3保有建玉一覧
返済する建玉の返済数量を入力します。項目表示部分のチェックボックスにチェックを入れると、表示されている全ての建玉を返済対象とします。建玉の行に表示されているチェックボックスにチェックを入れると、建玉の全量を返済対象とします。
また、返済数量情報を更新するには、「並び順」の横にある更新ボタンを押します。
- 銘柄・市場・口座区分・売買区分・信用区分が同じ建玉は同時に表示され、1つの返済注文で同時に返済することが可能です。
4注文種類
5注文内容
6暗証番号を入力し、注文を執行する
POINT
建玉を返済する順番を事前に設定することができます。
返済建玉選択方法の優先順位指定を選択すると注文内容に優先順位指定ボタンが表示されます。優先順位指定ボタンをクリックすると、優先順位指定画面が表示されます。この画面では、建玉を返済する優先順位を設定することができます。

建玉指定の優先順位は、「建日」、「評価損益率」、「数量」の3つの項目から設定することができます。
優先順位指定画面

注文確認画面

注文種類~暗証番号の入力・注文執行までは、信用新規注文と同様です。
同項目の説明をご覧ください。
信用全返済の方法
マーケットスピード II では、すべての現物保有銘柄・信用建玉を一度に決済することができます。
画面右上の「注文」ボタンから「国内株全決済」を選択すると、「国内株式全決済注文確認画面」が表示されます。
また、現物取引とあわせてお取引中のお客様は、現物保有銘柄と信用建玉をそれぞれ分けて全決済注文を行うこともできます。信用建玉のみの全返済注文を行う場合は、「信用取引」>「信用全返済」を選択します。
国内株全決済

信用全返済

「国内株式全決済注文確認画面」で注文件数や概算損益等を確認の上、取引暗証番号を入力し「執行」ボタンをクリックします。
国内株全決済注文確認画面

「注文詳細」ボタンをクリックすると、全決済注文の対象となる注文情報の詳細を確認することができます。
国内株全決済注文詳細確認画面


- 同一銘柄の買い建玉と売り建玉を保有している(両建て)状態で全決済注文を行う場合は、以下の点にご注意ください。
- 同一銘柄の買い注文と売り注文を同時に対当させる取引のことをクロス取引といいます。
- クロス取引を行う場合、その取引状況(取引の回数や出来高など)によっては、他の投資者に現実の需給に基づいて取引が頻繁に行われていると誤解を生じさせるものとして、不公正取引と見なされるおそれがあります。
- さらに、注文する銘柄の株価を変動させるようなクロス取引は株価操作に該当するものとして、不公正取引と見なされるおそれがあります。
(特に取引時間中(ザラバ)や前場、後場の取引終了間際(前引け、大引け)でのご注文はお控えください。) - 上記に限らず、お客様が市場の価格形成に影響を及ぼす可能性が高いと見られるお取引を行った場合、弊社から、お取引の目的などについて確認等をさせていただく場合があります。
- 国内株全決済注文を執行するには、執行中の全注文を取り消す必要があります。執行中の注文がある場合、全取消注文の案内が表示されますので、全取消注文後に全決済注文を行ってください。
- 発注市場が名証の注文は、マーケットスピード II の全取消注文で取り消すことができません。
WEBから注文取消を行ってください。 - 通常の注文とは異なり、全決済注文の確認画面を省略することはできません。
- 国内株全決済注文では執行条件「本日中」の成行で全ての決済注文を執行しますが、市場の状況等により決済が完了しない場合があります。全決済注文の執行後は必ずご自身の保有・建玉状況をご確認ください。
- 一部の保有銘柄・信用建玉が全決済注文の対象とならない場合があります。全決済注文時に非対象の保有銘柄・信用建玉があった場合は、対象となる保有銘柄・信用建玉の決済注文のみが執行され、エラーメッセージが表示されます。エラーメッセージが表示されましたら、必ずご自身の保有・建玉状況をご確認ください。
<全決済注文の対象とならない保有銘柄・信用建玉の例>
- 内部者情報に登録されている
- 安定操作期間に指定されている
- 名証への単独上場されている
- 強制決済注文の対象になっている
セット注文の設定方法
セット注文設定画面

「セット注文」とは、新規注文と同時に同じ銘柄の返済注文が発注できる注文方法です。
元の新規注文が部分約定した場合、約定の都度、返済注文が発注されます。
1セット注文画面を表示する
新規注文の入力完了後、「同時にセット注文(返済)を予約する」にチェックを入れます。
2価格を設定する
新規注文入力画面の右側にセット注文[通常注文]が表示されるので、価格のテキストボックスに注文単価を入力して下さい。上下矢印でも入力可能です。
また、執行条件を選択してください。
セット注文の設定が終了したら、確認ボタンをクリックしてください。『注文確認画面』が表示されます。『暗証番号』を入力し、注文の執行を行ってください。
リンク注文(信用新規→信用返済)の設定方法
リンク注文(信用新規→信用返済)設定画面

「リンク注文(信用新規→信用返済)」とは、新規注文と同時に返済注文が発注できる注文方法です。売り注文は「利益確定条件」「損切り条件」「利益確定+損切り条件」「トレイリング条件」の4つから条件を選択できます。セット注文とは異なり、新規注文が全数量約定した場合に返済注文が発注されます。
取消注文の方法
信用取引の取消注文を行う場合、まずは画面右上にある「注文」ボタンをクリックします。
STEP1注文画面を表示させる

「国内株信用取引」から「訂正・取消注文」をクリックすると、注文画面が表示されます。
STEP2取消する注文を選択する

取り消したい注文の「取消」ボタンをクリックします。
STEP3暗証番号を入力し注文を執行する

取引暗証番号を入力し、「執行ボタン」をクリックします。
また、取引暗証番号の入力を省略することもできます。
設定方法についての詳細は、「環境設定 - 注文・約定2」をご確認ください。
POINT
複数の注文を一括で取消することができます!
画面右上にある注文ボタンから「全取消」ボタンをクリックします。

取り消す注文にチェックをします。一番上のチェックで全選択/全解除もできます。(初期状態では表示されているすべての注文にチェックが入っています。)
選択後、取引暗証番号を入力し、「執行」ボタンをクリックします。
- 市場の状況によっては注文の取消が間に合わず、約定する場合もあります

訂正・取消一覧画面にも「全取消」ボタンがあります。
絞込みをすることで、現物取引と信用取引それぞれの注文を分けて取り消すこともできます。
