このページでわかること
- Excel上に注文一覧、約定一覧、建玉一覧などを表示させることができます。
関数一覧
注文約定情報の取得関数は下記となります。
関数種類 |
ワークシート関数 |
国内株式注文一覧 |
RssOrderList |
国内株式約定一覧 |
RssExecutionList |
先物OP注文一覧 |
RssFOPOrderList |
先物OP約定一覧 |
RssFOPExecutionList |
保有銘柄一覧 |
RssPositionList |
信用建玉一覧 |
RssMarginPositionList |
先物OP建玉一覧 |
RssFOPPositionList |
余力・保証金率 |
RssCapacityList |
余力情報(現物) |
RssBuyingPower |
余力情報(信用) |
RssMarginPower |
余力情報(先物OP) |
RssFOPCapacityList |
発注ID一覧 |
RssOrderIDList |
注文状況取得 |
RssOrderStatus |
注文約定情報の取得関数を使ったExcelシートはこちらこちらをご覧ください。
国内株式の注文一覧を表示します。
表示するデータは当日分のみのデータとなります。
- 入力形式
- RssOrderList(ヘッダー行,注文状況,注文種類,銘柄コード,口座区分,売買,信用取引,信用区分,アルゴ注文,アルゴ注文種類)
- 引数
-
項目については、マーケットスピード II オンラインヘルプ「注文約定 注文照会」もご利用ください。
- 取得項目
- 取得項目はこちら
- 入力例①
- =RssOrderList()
A1セル(1行目)に関数を入力すると、2行目から注文一覧を表示します。注文一覧は2行目の出力項目(ヘッダー行)とそれ以降の注文明細で構成されます。入力後の関数には出力項目のリスト(ヘッダー)が引数として渡され、=RssOrderList($A$2:$AD$2)と書き換えられます。
他の一覧系関数においても全ての項目を表示する場合は、関数名()で表示することができます。
- 入力例②
- =RssOrderList($A$2:$AD$2,0,0,4755,"A",0,,,,0)
=RssOrderList(A$2:$AD$2,0,0,"4755.T","A",0,,,,0)
入力例①で表示した注文一覧から、すべての口座を対象に、楽天株の注文明細のみを表示するということになります。
国内株式の約定一覧を表示します。
表示するデータは当日分のみのデータとなります。
- 入力形式
- RssExecutionList(ヘッダー行,注文種類,銘柄コード,口座区分,信用区分,売買)
- 引数
-
項目については、マーケットスピード II オンラインヘルプ「注文約定 約定照会」もご利用ください。
- 取得項目
- 取得項目はこちら
- 入力例①
- =RssExecutionList()
A1セル(1行目)に関数を入力すると、2行目から約定一覧を表示します。約定一覧は2行目の出力項目(ヘッダー行)とそれ以降の約定明細で構成されます。入力後の関数には出力項目のリスト(ヘッダー)が引数として渡され、=RssExecutionList($A$2:$O$2)と書き換えられます。
- 入力例②
- =RssExecutionList($A$2:$O$2,0,4755,"A",0,0)
入力例①で表示した約定一覧から、すべての口座を対象に、楽天株の約定明細のみを表示するということになります。
先物OPの注文一覧を表示します。
表示するデータは当日分のみのデータとなります。
- 入力形式
- RssFOPOrderList(ヘッダー行,注文状況,銘柄種類,取引種類)
- 引数
-
項目については、マーケットスピード II オンラインヘルプ「注文約定 先物OP注文照会」もご利用ください。
- 取得項目
- 取得項目はこちら
- 入力例
- =RssFOPOrderList()
A1セル(1行目)に関数を入力すると、2行目から注文一覧を表示します。注文一覧は2行目の出力項目(ヘッダー行)とそれ以降の注文明細で構成されます。入力後の関数には出力項目のリスト(ヘッダー)が引数として渡され、=RssOrderList($A$2:$S$2)と書き換えられます。
先物OPの約定一覧を表示します。
表示するデータは当日分のみのデータとなります。
- 入力形式
- RssFOPExecutionList(ヘッダー行,銘柄種類,取引種類)
- 引数
-
項目については、マーケットスピード II オンラインヘルプ「注文約定 先物OP約定照会」もご利用ください。
- 取得項目
- 取得項目はこちら
- 入力例
- =RssFOPExecutionList()
A1セル(1行目)に関数を入力すると、2行目から約定一覧を表示します。約定一覧は2行目の出力項目(ヘッダー行)とそれ以降の約定明細で構成されます。入力後の関数には出力項目のリスト(ヘッダー)が引数として渡され、=RssOrderList($A$2:$L$2)と書き換えられます。
国内株式の保有銘柄一覧を表示します。
- 入力形式
- RssPositionList(ヘッダー行,銘柄コード,口座区分)
- 引数
-
項目については、マーケットスピード II オンラインヘルプ「注文約定 保有銘柄一覧」もご利用ください。
- 取得項目
- 取得項目はこちら
- 入力例①
- =RssPositionList()
A1セル(1行目)に関数を入力すると、2行目から保有一覧を表示します。保有一覧は2行目の出力項目(ヘッダー行)とそれ以降の保有明細で構成されます。入力後の関数には出力項目のリスト(ヘッダー)が引数として渡され、=RssPositionList($A$2:$R$2)と書き換えられます。
- 入力例②
- =RssPositionList($A$2:$R$2,"4755","A")
すべての口座において、現物で保有している楽天(4755)の保有状況一覧を表示します。
国内株式の建玉一覧を表示します。
- 入力形式
- RssMarginPositionList(ヘッダー行,銘柄コード,口座区分,信用区分,売買,直近最終返済日)
- 引数
-
項目については、マーケットスピード II オンラインヘルプ「注文約定 信用建玉一覧」もご利用ください。
- 取得項目
- 取得項目はこちら
- 入力例
- =RssMarginPositionList()
A1セル(1行目)に関数を入力すると、2行目から信用建玉一覧を表示します。信用建玉一覧は2行目の出力項目(ヘッダー行)とそれ以降の建玉明細で構成されます。入力後の関数には出力項目のリスト(ヘッダー)が引数として渡され、=RssMarginPositionList($A$2:$T$2)と書き換えられます。
先物OPの建玉一覧を表示します。
- 入力形式
- RssFOPPositionList(ヘッダー行,銘柄種類,売買)
- 引数
-
項目については、マーケットスピード II オンラインヘルプ「注文約定 先物OP建玉一覧」もご利用ください。
- 取得項目
- 取得項目はこちら
- 入力例
- =RssFOPPositionList()
A1セル(1行目)に関数を入力すると、2行目から先物OP建玉一覧を表示します。先物OP建玉一覧は2行目の出力項目(ヘッダー行)とそれ以降の建玉明細で構成されます。入力後の関数には出力項目のリスト(ヘッダー)が引数として渡され、=RssFOPPositionList($A$2:$K$2)と書き換えられます。
余力・保証金率の一覧を表示します。
- 入力形式
- RssCapacityList(ヘッダー行)
- 引数
-
- 取得項目
- 取得項目はこちら
- 入力例
- =RssCapacityList()
A1セル(1行目)に関数を入力すると、2行目から余力を表示します。余力情報は2行目の出力項目(ヘッダー行)とそれ以降の余力詳細で構成されます。入力後の関数には出力項目のリスト(ヘッダー)が引数として渡され、=RssCapacityList($A$2:$G$2)と書き換えられます。
指定した国内株式の買付可能額を表示します。
- 入力形式
- RssBuyingPower(ヘッダー行,銘柄コード)
- 引数
-
- 取得項目
- 取得項目はこちら
- 入力例
- =RssBuyingPower(,"4755")
余力情報にある4755の買付可能額を表示します
指定した国内株式の信用新規建余力を表示します。
- 入力形式
- RssMarginPower(ヘッダー行,銘柄コード)
- 引数
-
- 取得項目
- 取得項目はこちら
- 入力例
- =RssMarginPower(,"4755")
信用余力情報にある楽天(4755)に関する取得項目をすべて表示します
先物OPの余力情報の一覧を表示します。
- 入力形式
- RssFOPCapacityList(ヘッダー行)
- 引数
-
- 取得項目
- 取得項目はこちら
- 入力例
- =RssFOPCapacityList(A1:F1)
先物OP余力情報にある取得項目をすべて表示します
利用した発注IDの一覧を表示します。
発注IDはExcelを終了するとリセットされます。
- 入力形式
- RssOrderIDList(ヘッダー行)
- 引数
-
引数名 |
データ型 |
必須/任意 |
備考 |
ヘッダー行 |
セル参照 |
任意 |
取得項目をセル範囲指定します。範囲指定は1行のみ、A1:C1といった形式で指定します。省略時はすべての出力項目を表示します。取得項目は出力項目から選択可能です。 |
- 出力項目
-
No |
取得項目 |
1 |
発注ID |
2 |
関数名 |
3 |
発注日 |
4 |
発注時刻 |
5 |
注文番号 |
6 |
発注結果 |
- 入力例
- =RssOrderIDList()
プログラム上で管理されている発注IDリストを表示します
表示するデータは当日分のみのデータとなります。
また、注文状況は発注IDと紐づけて管理しているため、発注IDがリセットされると注文状況もリセットされます。
- 入力形式
- RssOrderStatus(発注ID)
- 引数
-
引数名 |
データ型 |
必須/任意 |
備考 |
発注ID |
数値 |
必須 |
注文状況を取得したい発注IDを指定します。 |
- 出力項目
-
No |
ステータス |
内容 |
説明 |
1 |
-1 |
該当なし |
指定した発注IDから注文明細が取得できない場合 |
2 |
1 |
無効 |
出来ず、取消済等、既に無効な状態 |
3 |
2 |
有効 |
執行中、出来有、待機中等、指定の注文が有効である状態 |
4 |
3 |
約定 |
全数量が約定した状態 |
- セット注文を設定した場合、表示ステータスでは1次注文(買い)の状況を表示します。
- 入力例
- =RssOrderStatus(1)
プログラム上で管理されている発注ID:1のステータスを表示します。
ご注意
当日分データのリセットについて
国内株式と先物OPによって、当日分データのリセットタイミングは異なります。
国内株式:03:00頃
先物OP:06:00頃