注文
このページでわかること
- Excelから関数を用いて注文を出すことができます。
注文関数について
注文関数は、商品(国内株式、先物OP)、注文種類(新規、返済、訂正、取消)の組み合わせで選びます。
Excel上で利用できるワークシート関数に加えて、Excelのマクロ作成時に利用できるVBA関数も用意しております。
マーケットスピード II と同じく、通常注文、逆指値付通常注文、逆指値注文を利用できます。国内株式についてはセット注文も利用可能です。
国内株式(現物・信用)
ワークシート関数 | VBA関数 | |
---|---|---|
現物注文 | RssStockOrder | RssStockOrder_V |
信用新規注文 | RssMarginOpenOrder | RssMarginOpenOrder_V |
信用返済注文 | RssMarginCloseOrder | RssMarginCloseOrder_V |
訂正注文 | RssModifyOrder | RssModifyOrder_V |
取消注文 | RssCancelOrder | RssCancelOrder_V |
先物OP
関数種類 | ワークシート関数 | VBA関数 |
---|---|---|
個別新規注文 | RssFOPOpenOrder | RssFOPOpenOrder_V |
個別転売買戻注文 | RssFOPCloseOrder | RssFOPCloseOrder_V |
複数新規注文 | RssFOPMultiOpenOrder | RssFOPMultiOpenOrder_V |
複数転売買戻注文 | RssFOPMultiCloseOrder | RssFOPMultiCloseOrder_V |
訂正注文 | RssFOPModifyOrder | RssFOPModifyOrder_V |
取消注文 | RssFOPCancelOrder | RssFOPCancelOrder_V |
先物OPでご利用いただける銘柄は、マーケットスピード II に準じます。詳しくはこちらをご覧ください。
なお、2023年11月6日時点では、下記銘柄となります。
種類 | 銘柄 |
---|---|
株式指数先物 | 日経225マイクロ先物、日経225ミニ先物、日経225ラージ先物、東証グロース市場250指数先物 |
株式指数オプション | 日経225ミニオプション、日経225オプション |
商品先物 | 金・金ミニ・金スポット、銀、白金・白金ミニ・白金スポット、パラジウム、ゴム、一般大豆、とうもろこし、小豆 |
注文関数を使ったExcelシートはこちら。
入力形式
関数毎に必要な注文条件(引数)を括弧内にカンマ区切りで入力していきます。
関数名(第1引数,第2引数,第3引数,・・・・・・・・・・)
引数は直接入力、セルの選択による指定、いずれも可能です。
直接入力
=RssStockOrder(1,1,"4755.T",3,0,0,100,0,,1,,0,,,,,0,,,)
セルによる指定
=RssStockOrder(C7,C9,C12,C16,C18,C21,C23,C24,C26,C27,C33,C35,C38,C39,C41,C43,C45,C48,C49,C53)
入力
関数毎に決められた順番で条件を入力します。第1引数(発注ID)、第2引数(発注トリガー)はすべての注文関数で共通の入力項目で、注文管理、発注タイミング管理を行います。
発注ID:ユニークな番号で注文管理をします
第1引数で、1以上の整数値で指定します。
注文関数を使った注文については、同一注文の多重発注を防止するためユニークな発注IDを使って注文管理をします。
同じ発注IDを使用したい場合には、Excelを一度閉じて、再起動する必要があります。
発注トリガー:発注タイミング管理をします
第2引数で、1(またはTRUE)、0(またはFALSE)で指定します。
注文関数の発注タイミングを管理するために指定するもので、「1」は発注、「0」は待機です。関数毎に必要な項目が入力されている場合、「0」から「1」に変化したときに、設定した注文条件で発注が行われます。
Excelの[関数の挿入]、[関数の入力]ダイアログボックス、ツールチップによって注文入力をサポート!
初めて使う関数に入力するとき、または入力方法が不明になったときなど、[関数の挿入]、[関数の入力]ダイアログボックスを使いながら入力すると便利です。また、セル入力時にはツールチップが表示されます。
入力完了後は、RSS入力チェック機能(バリデーションチェック機能)によって入力訂正をサポート!
「関数名()」で入力を完了すると、入力に不適切な部分があるとRSS入力チェック機能(項目、書式チェック)で、「=>入力エラー:〇〇〇で入力してください」、という形でチェック結果を表示します。入力と同時にチェックがはじまるため、不適切箇所を早く認識できます。また、項目、書式チェックが終了すると「待機中」に変更になります。
関数名 => 結果
発注
発注トリガーを0から1に変更します。
なおRSSから発注するためには、下記1~6の条件を満たしていることが必要になります。
1RSSメニューで「接続中」となっている
2RSSメニューで「発注可」となっている
3マーケットスピード IIでのRSS注文機能利用の設定が完了している
4概算注文金額が、RSSメニューの各種設定>RSSの設定「1回あたり発注上限金額」の範囲内にある
5未使用の発注IDが入力されている
6注文内容が適切に入力されている
発注後
発注後は、注文ステータスを表示します!
関数名 => ステータス
注文ステータスを表示し、発注した注文がどういった状態にあるのか知ることができます。注文照会、約定照会といった一覧系照会情報からも確認することでより詳細な状態を知ることができます。
意図せざる発注リスクを抑制するために
注文入力手順
意図せざる発注リスクを抑制するため、注文条件入力時には発注ID、発注トリガーを管理しながら下記の流れに沿ってお使いください。また、RSSメニューにある各種設定>RSSの設定で、注文確認画面の表示設定もあわせて利用することで意図せざる発注リスクを抑制することができます。
発注許可の自動変更
新たな別Excelファイルを開くと、意図せざる発注が行われる可能性があります。そのためマーケットスピード II RSSでは「発注可」の状態で別ファイルを開いた場合、「発注不可」に変更となる仕様としています。
想定ケース①
新しいファイルの注文関数の発注トリガーが「1」となっていて、ファイルを開いた瞬間に発注される可能性があること
想定ケース②
発注トリガーが時価情報を参照しており、時価情報が更新されないままトリガー判定されて発注される可能性があること
国内株式(現物、信用)の注文
国内株式の注文一覧を表示します。
- 国内株式の現物、信用(新規、返済)注文が可能です。
- 訂正、取消注文も可能です。
- 通常注文、逆指値付通常注文、逆指値注文が選べます。
- セット注文も可能です。
- VBA関数も実装しています。
ワークシート関数 | VBA関数 | |
---|---|---|
現物注文 | RssStockOrder | RssStockOrder_V |
信用新規注文 | RssMarginOpenOrder | RssMarginOpenOrder_V |
信用返済注文 | RssMarginCloseOrder | RssMarginCloseOrder_V |
訂正注文 | RssModifyOrder | RssModifyOrder_V |
取消注文 | RssCancelOrder | RssCancelOrder_V |
注文関数を使ったExcelシートはこちらをご覧ください。
- 発注IDの一覧、発注結果は、発注ID一覧関数(RssOrderIDList)によって確認することができます。
- 注文状況は、注文状況取得関数(RssOrderStatus)で確認することができます。
- RSSで発注できる注文条件はマーケットスピード IIと同じです。入力でお困りのときには、マーケットスピード IIで該当する注文画面を起動、同じ条件を設定できるかお試しください。
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 現物注文についてはこちら
- 信用新規注文についてはこちら
- 信用返済注文についてはこちら
- 訂正注文についてはこちら
- 取消注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
現物注文
ワークシート関数 : RssStockOrder
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 現物注文についてはこちら
- 信用新規注文についてはこちら
- 信用返済注文についてはこちら
- 訂正注文についてはこちら
- 取消注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
VBA関数: RssStockOrder_V
現物注文 ワークシート関数 RssStockOrderの引数「2:発注トリガー」を除いたものが引数となります。
信用新規注文
ワークシート関数 : RssMarginOpenOrder
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 現物注文についてはこちら
- 信用新規注文についてはこちら
- 信用返済注文についてはこちら
- 訂正注文についてはこちら
- 取消注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
VBA関数: RssMarginOpenOrder_V
信用新規注文 ワークシート関数 RssMarginOpenOrderの引数「2:発注トリガー」を除いたものが引数となります。
信用返済注文
信用返済玉は、建日、建単価、建市場の3項目によって指定します。建日、建単価、建市場は信用建玉一覧関数(RssMarginPositionList)によって取得することができます。
ワークシート関数 : RssMarginCloseOrder
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 現物注文についてはこちら
- 信用新規注文についてはこちら
- 信用返済注文についてはこちら
- 訂正注文についてはこちら
- 取消注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
VBA関数: RssMarginCloseOrder_V
信用返済注文 ワークシート関数 RssMarginCloseOrderの引数「2:発注トリガー」を除いたものが引数となります。
訂正注文
注文番号、注文区分を指定し、訂正項目のみ入力します。注文番号、注文区分は、国内株式注文一覧(RssOrderList)で取得することができます。
注文区分の変更は、通常注文→逆指値付通常注文、逆指値付通常注文→通常注文のみ可能です。逆指値注文→通常注文、逆指値注文→逆指値付通常注文はできません。
また、セット注文の条件変更は可能ですが、予約自体の変更(予約する→予約しない、予約しない→予約する)はできません。
ワークシート関数 : RssModifyOrder
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 現物注文についてはこちら
- 信用新規注文についてはこちら
- 信用返済注文についてはこちら
- 訂正注文についてはこちら
- 取消注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
VBA関数: RssModifyOrder_V
訂正注文 ワークシート関数 RssModifyOrderの引数「2:発注トリガー」を除いたものが引数となります。
取消注文
取消は注文番号を指定して行います。注文番号は国内株式注文一覧(RssOrderList)で取得します。
ワークシート関数 : RssCancelOrder
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 現物注文についてはこちら
- 信用新規注文についてはこちら
- 信用返済注文についてはこちら
- 訂正注文についてはこちら
- 取消注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
VBA関数: RssCancelOrder_V
訂正注文 ワークシート関数 RssCancelOrderの引数「2:発注トリガー」を除いたものが引数となります。
先物OPの注文
国内株式の約定一覧を表示します。
- 先物OP(個別、複数)の新規、返済注文が可能です。
- 訂正、取消注文も可能です。
- 通常注文、逆指値付通常注文、逆指値注文が選べます。
- VBA関数も実装しています。
関数種類 | ワークシート関数 | VBA関数 |
---|---|---|
個別新規注文 | RssFOPOpenOrder | RssFOPOpenOrder_V |
個別転売買戻注文 | RssFOPCloseOrder | RssFOPCloseOrder_V |
複数新規注文 | RssFOPMultiOpenOrder | RssFOPMultiOpenOrder_V |
複数転売買戻注文 | RssFOPMultiCloseOrder | RssFOPMultiCloseOrder_V |
訂正注文 | RssFOPModifyOrder | RssFOPModifyOrder_V |
取消注文 | RssFOPCancelOrder | RssFOPCancelOrder_V |
注文関数を使ったExcelシートはこちらをご覧ください。
- 発注IDの一覧、発注結果は、発注ID一覧関数(RssOrderIDList)によって確認することができます。
- 注文状況は、注文状況取得関数(RssOrderStatus)で確認することができます。
- RSSで発注できる注文条件はマーケットスピード IIと同じです。入力でお困りのときには、マーケットスピード IIで該当する注文画面を起動、同じ条件を設定できるかお試しください。
先物OP 個別新規注文
ワークシート関数 : RssFOPOpenOrder
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
- 先物OP 個別新規注文についてはこちら
- 先物OP 個別転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 複数新規注文についてはこちら
- 先物OP 複数転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 訂正注文についてはこちら
- 先物OP 取消注文についてはこちら
VBA関数: RssFOPOpenOrder_V
新規注文 ワークシート関数 RssFOPOpenOrderの引数「2:発注トリガー」を除いたものが引数となります。
先物OP 個別転売買戻注文
先物OP建玉は、建日、建単価の2項目によって指定します。建日、建単価は先物OP建玉一覧関数(RssFOPPositionList)によって取得することができます。
ワークシート関数 : RssFOPCloseOrder
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
- 先物OP 個別新規注文についてはこちら
- 先物OP 個別転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 複数新規注文についてはこちら
- 先物OP 複数転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 訂正注文についてはこちら
- 先物OP 取消注文についてはこちら
VBA関数: RssFOPCloseOrder_V
個別転売買戻注文 ワークシート関数 RssFOPCloseOrderの引数「2:発注トリガー」を除いたものが引数となります。
先物OP 複数新規注文
ワークシート関数 : RssFOPMultiOpenOrder
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
- 先物OP 個別新規注文についてはこちら
- 先物OP 個別転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 複数新規注文についてはこちら
- 先物OP 複数転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 訂正注文についてはこちら
- 先物OP 取消注文についてはこちら
VBA関数: RssFOPMultiOpenOrder_V
複数新規注文 ワークシート関数 RssFOPMultilOpenOrderの引数「2:発注トリガー」を除いたものが引数となります。
先物OP 複数転売買戻注文
先物OP建玉は、建日、建単価の2項目によって指定します。建日、建単価は先物OP建玉一覧関数(RssFOPPositionList)によって取得することができます。
ワークシート関数 : RssFOPMultiCloseOrder
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
- 先物OP 個別新規注文についてはこちら
- 先物OP 個別転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 複数新規注文についてはこちら
- 先物OP 複数転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 訂正注文についてはこちら
- 先物OP 取消注文についてはこちら
VBA関数: RssFOPMultiCloseOrder_V
複数新規注文 ワークシート関数 RssFOPMultilCloseOrderの引数「2:発注トリガー」を除いたものが引数となります。
先物OP 訂正注文
注文番号、注文区分を指定し、訂正項目のみ入力します。注文番号、注文区分は先物OP注文一覧(RssFOPOrderList)で取得することができます。
ワークシート関数 : RssFOPModifyOrder
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
- 先物OP 個別新規注文についてはこちら
- 先物OP 個別転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 複数新規注文についてはこちら
- 先物OP 複数転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 訂正注文についてはこちら
- 先物OP 取消注文についてはこちら
VBA関数: RssFOPModifyOrder_V
訂正注文 ワークシート関数 RssFOPModifyOrderの引数「2:発注トリガー」を除いたものが引数となります。
先物OP 取消注文
取消は注文番号を指定して行います。注文番号は先物OP注文一覧(RssFOPOrderList)で取得することができます。
ワークシート関数 : RssFOPCancelOrder
- 国内株式(現物・信用)の注文についてはこちら
- 先物OPの注文についてはこちら
- 先物OP 個別新規注文についてはこちら
- 先物OP 個別転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 複数新規注文についてはこちら
- 先物OP 複数転売買戻注文についてはこちら
- 先物OP 訂正注文についてはこちら
- 先物OP 取消注文についてはこちら
VBA関数: RssFOPCancelOrder_V
取消注文 ワークシート関数 RssFOPCancelOrderの引数「2:発注トリガー」を除いたものが引数となります。